【→INDEXに戻る
動きのベースを養うスポーツ・エアロビック 5

     
 
     
      無理なく動いて、体を引き締める運動      
       
     
      
(3分21秒)
◆運動のサマリー◆
全身を使って、気持ち良く動きましょう。いろいろなステップに、多彩な腕の動きが加わります。全身の筋肉を同時に動かすことによって、全身運動になり、エネルギーの消費も進みます。

前後や横への、またはその場でのステップでも、上半身を一緒に動かすと、より多くのエネルギーを消費して、体を引き締める効果が生まれます。さらに、少し移動しながら動くと、さらにエネルギー消費が増えて、効果的です。
広い場所がなくても、全身を同時に動かす、自分の周囲を移動しながら動くなどすると、体を引き締めるための効果的な運動が行えます。

腕をギュッと閉じたり開いたり、足を深く踏み込んだり、膝の屈伸をしながら少し腰を低くしたりすると、筋肉が強く働いて、体を引き締める効果が高まります。
 
◆運動の解説◆
体の脂肪を取り、引き締めるためには、適度な運動強度(運動のきつさ)で、動くことが大切です。手軽に運動強度を知るには、脈拍数を測るとか、自分の感じるきつさ(自覚的運動強度)に注意する等の方法が便利です。

脈拍数で言うならば、運動しながら脈を測ってみて、自分の最高脈拍数(220から年齢を引いた数値)のおよそ60%から70%くらいになっていたら、効果的に脂肪が使われていると言えます。
自分が感じるきつさだと、『楽だ。』とか『少しきつい。』と感じるくらいだと、ちょうど良いでしょう。くれぐれも、きつくなり過ぎないように。

また、体を引き締めるためには、全身の筋肉を、偏りなく使うことを心掛けましょう。筋肉を程よく使うと(筋肉の収縮によって)、引き締まる効果が高まると共に、やせやすく太りにくい体を作ることができます。まずは太ももとかお尻など、大きな筋肉(大筋群)から使ってみましょう。

(竹内 研)
     
     
     
Copyright© 株式会社デジラタ