2003年03月13日(木曜日) |
佐山聡のタイガーマスクが、ダイナマイト・キッドと戦った時の映像を(もう何度めにもなるが)また見る機会に恵まれた。 キッドにスッと背後に回られてバックを取られたのを佐山聡が左回りで取りかえす、それをさらにキッドが左回りで取りかえす、佐山聡は今度は逆回り(右回り)に切り替えてバックを取りかえし、次の瞬間、電光石火で完璧なタイミングとスピードのジャーマン・スープレックス・ホールドだ。 幾らなんであろうとも、これは何度見ても凄い。
この試合は、この二人のベストマッチの1つだろうと思われるが、大きなターニングポイントとなったのは、佐山聡の壮絶極まりないフロント・ネックチャンスリー・ドロップだろう。 おそらくマスターしたばかりで、実はまだ十分使いこなせていなくて、あのような壮絶な落とし方になってしまったのだと思うのだが、まあ、よくある話だろう。その後のフロント・ネックチャンスリー・ドロップは、確かに相手にある程度の余裕を与えられるように、工夫が加えられているように思われる。 |
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