2001年12月27日(木曜日) |
日本のJリーグのクラブの戦力強化と経営方針は、いまだに根本的に間違っている。 戦力強化は、相変わらず、他チームの、ある程度計算ができる選手(=それは、戦力外になった選手だったり、ピークを過ぎた選手である場合が多い。)を、移籍金を支払って獲得することが中心だ。ユース・レベルからの底上げは、ほんの僅かに過ぎない。これでは、経営を圧迫するばかりか、たとえ今は乗り切れても、2年後、3年後のチームづくりが危うい。そんな事例は、既に幾つか学習したであろうに。そして、さらに経営的に苦しくなる。 ユース・レベルから有望な選手を育成し、その選手を他チームへ移籍させて移籍金を得る、というのが、世界共通の、本来的な、由緒正しい経営手法だ。まずは、それが、いまだに確立されていないどころか、認識されていないことが、大きな課題だろう。 |
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