2001年03月31日(土曜日) |
スタン・ハンセンとの攻防を見ていると、あらためてアントニオ猪木のレスリング技術の高さに気づかされる。また、ラフファイトの方も、張り手やパンチで、ハンセンの巨体をぶっ倒すのだから、半端じゃない。もっとも、その後何倍にしてお返しされているが。ハンセンの凄いところは、とにかく怯むことを知らない点だろう。極度の近視であることも好影響しているのかもしれない。 ただ、ハンセンのウエスタン・ラリアート(ラリアット)がムチのように壮絶なのは、1980年くらいまでのように思う。1977年から見始めて、段々とムチ化が進行していって、そのピークが1980年。その頃は、至近距離から不意にラリアートが巻きつくように飛んできて、アントニオ猪木は、それに随分やられたのだ。1981年になると、やはり幾らハンセンでも腕が痛んできたのだろう、力任せのラリアートになってきているように思われる。当然、腕の角度も違っている。そのように思われるのだ。 |
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